今回はどんな食品に乳酸菌が多く含まれているのか、その作り方とともに綴っていきたいと思います。
キムチは乳酸菌たっぷり
●どんな食品に多く含まれているの?●
<ヨーグルト>
有名なのはヨーグルトですね。
牛乳に「スターター」という乳酸菌の素を添加して、40℃ぐらいで半日ほど発酵させる間に乳酸菌がどんどん増えて、酸味の素である「乳酸」を出します。
その乳酸の酸によって、牛乳に含まれているカゼインというタンパク質が固まり、ヨーグルトが完成します。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は1gあたり1億個~10億個!100g食べると100億個~1000億個も摂取したことになるんですよ。
<キムチ>
韓国では毎日食卓に並ぶといわれるほどポピュラーなキムチ。
日本でもどこのスーパーでも見かけるようになりましたね。
実はキムチが世界的に有名になったのはソウルオリンピックから。
食欲をそそる発酵食品として世界中に広がったようです。
韓国では今でも家庭で漬けられているというキムチ。
本場韓国では冬にキムチの漬け込みが行われ、冬場の数か月をかけてじっくりと貯蔵されます。
長期間にわたる貯蔵中に、野菜に付いていた自然の乳酸菌や酵母が繁殖して、独特の発酵感が付与されます。
この乳酸菌はもともと野菜に付いていた乳酸菌で、いわゆる「植物由来の乳酸菌」になります。
しかしながら、日本で流通しているキムチのほとんどは発酵していません。
なぜかというと、発酵することで酸っぱくなるからです。
日本人はこの酸味を嫌う傾向があり、「腐っているのでは?」と思われることが多く、日本のキムチメーカーはできるだけ発酵させないように工夫しているようです。
<ピーネブランドの商品>
ピーネブランドの商品は全て植物由来のピーネ乳酸菌で発酵させており、生きた乳酸菌をそのままおいしく召し上がれます。
ピーネ乳酸菌はぬか床から発見された乳酸菌。
野菜を発酵させるのがとっても上手で、発酵がすすんでもキムチのように酸っぱくなりすぎません。
また、主力商品である甘酒に含まれている乳酸菌はヨーグルトに匹敵するほどです。これは他の甘酒ではかなわない、ピーネだからこそのオンリーワン技術によるものなのです。
おいしくて、続けやすい。
「野菜と乳酸菌と暮らす」
それがピーネのコンセプトです。
古来からヒトの暮らしを支えてきた発酵微生物「乳酸菌」、もっと身近に感じてもらえると嬉しいです。
ライター:なかにしなるみ